愛犬の健康を考えると人間と同じように腸内環境が大切です

食事の健康への影響

最近の調査で、日本でペットとして飼われている犬と猫の数が2000万頭を越え、この数は15歳未満の子供より多い数字であることが発表されました。世帯数でいうと3世帯に1世帯の割合でペットが飼われているとも言われていて、まさにペット大国ニッポンといった様相を呈していますが、飼われているペットの中で最も多いのが犬です。散歩などの世話もそれなりに手がかかりますが、なんといってもひとなつっこくて愛嬌があり人間に忠実なので愛されやすく、最近では室内犬の種類も増えてきたことにより、まさに家族の一員として家族を癒す大切な存在になっています。
そんな家族である犬もまた人間と同じような様々な病気にかかります。その核となる場所も人間と同じで、腸であることがわかってきました。腸内環境が悪いとや便秘症やアレルギー、免疫疾患などにもかかりやすくなりますし、糖尿病などの慢性的な生活習慣病を発症してしまう場合もあります。
腸内環境が良いか悪いかは毎日の便が教えてくれます。便は人間のものと同じで、7割くらいが水分で、茶色から黄褐色あたりの色の1本につながった固形便が最も良いのですが、便秘の場合は食物繊維や乳酸菌、ビフィズス菌といった腸内細菌のうちの善玉菌が不足していることが多く、下痢の場合は逆に食物繊維が多すぎたり冷えなどによる胃腸機能の低下によってという場合もありますが、市販のドッグフードやおやつに含まれる添加物などが原因のこともあります。
便秘も下痢もほんとに一時的なものなら特に気にする必要もないですが、続いたり、頻度が増えたりしてきたらすぐに食事を変えてみるべきです。
特に7歳くらいからハッキリとした老化が始まり代謝もぐんと落ちてくるためそれまで食べさせていた食事では身体への負担を増やしてかえって栄養素の吸収を落としたり細胞の疲労を招いたりするため、徐々に食事の見直しをして胃腸の働きと筋肉量を出来るだけ落とさせないようにしなければいけません。
食事で最も大切なのは、人間の必要量以上にささみなどの良質なたんぱく質をしっかりと食べさせなければいけないことです。これを主食とするくらいでちょうどいいのです。そして高脂肪なものは肥満の原因にもなりますのであまり与えないようにして、出来るだけ消化が良く、低脂肪なものを与えたり、発酵食品なども腸内細菌を増やすためには定期的に食べさせてあげるとよいです。また、そもそもの食欲もだんだんに落ちてきますので、ドッグフードなどを与える場合は、固いままではなくふやかして食べやすくしてあげることも重要です。